杏ちゃんだよこんばんは
最近ジムに入会し、ダイエットを始めました。
周りが女に目覚めて外見を気にし、ダイエットダイエットと言い始めた中学生の頃、私はBMIが17.2でした。そのせいもあったのか、体重を落とすためだけのダイエットや、がむしゃらに食事制限や運動をする人を軽蔑した目で見てた。なんと頭の悪いこと、と(いやぼくも相当なバカだけども目先の数字ばかり見ているこいつらよりはマシだと未だに思う)
その頃は運動が好きで、バスケットボールをしたり、体育で思いっきり体を動かしたり、部活では踊り狂ったり(吹奏楽部で打楽器だったので)と運動習慣がしっかりあった。
しかも食べる量は社会に出るまで人の半分〜2/3ほどで、すぐに満腹になってしまう体だった。かわりにすぐお腹が空くから間食で補っていたけど、たくさん食べる人が本当に羨ましかった。
そういうわけで、太ることとは無縁でした。
23歳までダイエットなどしたことがありません。
そんなぼくですが鬱病になり1年間のベッド上ニート生活を送り基礎代謝が鬼のように落ちて筋肉が限界までなくなり少し重たい扉を開けるだけで足元がふらつくようになりました
鬱が回復期に入って食事がおいしいと感じるようになったらあっという間に全身に脂肪がつき、体重はあの頃より10キロ以上増えました。
一番体が綺麗だった時と比較したらウエストは+5センチ、ヒップは+10センチ。うける。バストは+2センチなのに。
ずっと悩まされていました
「いいよね杏ちゃんは細くて。私なんてご飯2人前は食べないと動けないわ〜」
そんな風に謎のマウントをとられる日々に
ずっと羨ましかったです
人の残飯を食べられる人が
おかわりしてお茶碗2杯ご飯を食べる人が
今ではぼくも2人前平気で食べるし、人の残飯も食べれるようになっちゃったけどね!!とっても幸せです
ラーメン1人前当たり前に食べられなかったぼく、パパに必ず食べてもらっていました。
なんだかその時は父親に受け入れてもらえたような感覚がありました
だから人の残飯を食べられる人間になりたかったんだと思っている
先日も実家に帰った際にみんなでラーメンを食べに行きました
妹が珍しくもうお腹がいっぱいだといいます
ぼくが食べたらありがとう〜と言われました
ラーメンがおいしいこと以外の幸せを感じた気がしました
たくさんおいしいご飯を味わって食べられる。昔はそういうふうに食事を楽しむ感覚がなかった。
今は義理の父や夫や親兄弟に太ったことを永遠と指摘されて、それはそれで腹が立つけど最終的には「幸せなこと、元気な証拠」と肯定的に捉えてもらえます。鬱で食事を取れなかった時期があるのでそう言ってもらえているんでしょうけど。。
そんなこんなで人生最大に太っているけど幸せです。
器の小さい(?)人間なので小さな事で胸の張り裂けそうになる思いをすることばかりだけど、一方では幸せが溢れて仕方ないです
今日は天気が悪くて寝込んだけど、強引にジムに行くことに成功しました
筋トレ後のストレッチが気持ちよかった
ジムのスパで入った水風呂が最高すぎてあ〜〜〜〜って声が出てました
帰り道は葉っぱと土が濡れた匂いがしました
キャンプ場にいるような気持ちになってさわやかな気分です
次は早朝のウォーキングに挑戦しようと思っています