反省と後悔

振り返り

未来に当てた反省文のつもりが激甘な惚気になってしまった

 

 

新しい恋人ができて2週間ほど経った。

 

また自分の日記を読み返すこともあるだろうからきちんと自分のために書き残しておこうと思う。

 

 

なんといったって私の人間的な成長(と思っている)はすべてその時の恋人から得てきているものばかりで、日記を読み返すと気付くことも多い。

 

 

たまには夜中ではなくフラットに考えられる昼間にでも書いておかなければすぐセンチメンタルになってしまう。

 

 

書き始めたはいいけど、やっぱり深夜でなければ文字を書く手が進みにくい。

 

 

新しい恋人は今まで付き合ってきた人たちのどの人とも共通点を見つけにくい人だ。

 

 

 

まず一緒にいて居心地の悪さがない。

 

欠点らしい欠点がなく、結婚詐欺の人ですか?と思わず聞いてしまうほどだ

 

私を愛してくれているのがよく伝わり、隙あらば私を褒める。

 

ワンピースかわいいね

紺色も似合うね

その帽子かわいい

 

服を脱げば、

赤だ、すごく似合うね

かわいい

好きだよ

 

だなんて、肯定的な言葉ばかり私にかける。

 

私側の気持ちとしては好意はあるもののあまりに今までの感情とは異なり、深く溺れるような恋心もない。苦しくもない。

 

あまり私の私生活を荒らされたくなくて、「週に2回以上はうちに泊まりにこないでくれ」だなんて言えたりもしてしまう。おかしい。今までなら、毎日会いたくて仕方がないはずなのに、会わなくても特に不安に感じることもない。

 

彼のどこが気に入ったかと言えば、おそらく私にない部分だと思う。

 

いつも落ち着いていて、感情の振れ幅が小さく、それでいて自分の気持ちをよく表現するのだ。

 

嬉しい、楽しい、寂しい、つれない、恥ずかしい、ありがとう、ごめんね

 

こんなに自分の気持ちを伝えるのが上手な人には出会ったことがないかもしれない。

 

ずっと同じスポーツを続けていて、週末は練習や試合に出ているし、毎日走ったり筋トレしたりしているようだ。それを私にひけらかすこともしない。「俺、こんなに頑張ってるんだぜ〜」をやらない。

 

継続的な努力というのは突発的で猪突猛進、飽きっぽい私とは無縁なわけだ。そりゃ彼のそんなところは気に入ってしまう。

 

 

筋肉質で引き締まった身体はずっと触っていたいと思ってしまう。

 

べたべた触っているとくすぐったがるけど、「俺、杏ちゃんに触られてるの好きかも」とか言って。

 

 

 

毎日夜に数時間電話をする。私にとってその時間は楽しいけど非生産的で無駄な時間なんじゃないかという感覚があった。

 

彼にこの時間は無駄だと思わないのかと聞いたら「も〜この時間はね、1日の中で1番大事な時間だよ!」みたいなことを言っていて、思っていたことは言葉にせず飲み込んだ。安心した。

 

 

 

愛情を受けるコップの大きさは人によって違うらしいが、私は自分のコップはバスタブサイズなのだろうとずっと思っていた

 

ずっと、誰とお付き合いをしてももっと愛されたい、寂しいと思い続けてきた

 

なのに、この恋人と一緒にいても「もっと愛して欲しい、寂しい」という気持ちは微塵も感じない

 

 

私のバスタブサイズの愛情を注げるコップ以上の容量の愛情を注がれているからなのか、それとも単に今までは愛されてこなかっただけなのかはわからない

 

 

心地よいと感じる恋愛をしているのはおそらく初めての経験なので、どういうことなのかはわからないけどなぜか彼は私のして欲しいと思うことばかり進んでやりたがる。これはどういうことなのだろう。もしかして、これが本物なのだろうか。

 

この人とも終わりがあるのかもしれないけど、ただただ幸せだなと感じる。

 

 

とかなんとか毎回書くけど、終わってみたらこの人も共依存だったなぁとか思うんだろうか。恥ずかしいなあ。